肛門周囲膿瘍

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肛門周囲膿瘍とは

直腸と肛門の境にある肛門陰窩というくぼみから細菌が入り込むと、炎症が肛門周囲に広がって膿が溜まってしまいます。
これが自然に破れるか、切開し排膿されると、肛門内の細菌の入り口と肛門周囲の皮膚(出口)とが繋がってトンネル状になり、膿の通り道(瘻管)が残ります。
このトンネルが残った状態を痔瘻といいます。肛門周囲膿瘍は痔瘻の前段階と考えられています。

症状と特徴

肛門の周りや直腸の周りに膿が溜まると赤く腫れあがり、かなり強い痛みを伴います。
自然に破れて膿が出てきたり、熱が出ることもあります。
また、肛門周囲や会陰に急激に炎症が広がり、重症化すると、壊疽性筋膜炎(フルニエ壊疽)という状態になることがあります。全身に細菌が広がり敗血症などを発症し予後不良となることがあり、早急な外科的処置と集学的治療が必要になります。
半数は糖尿病の人に発症し、男性に多いと言われています。

治療方法

手術治療(入院期間は約3-5日間)

肛門周囲膿瘍の治療の原則は切開して膿を出すことです。
抗生剤などの保存的治療では改善しないことがほとんどで、基礎疾患、抗血栓薬の服用の有無にかかわらず,速やかに切開排膿が必要です。
膿溜まりの場所が浅いものは局所麻酔下で切開しますが,深いものは腰椎麻酔下(抗血栓薬を服用している方は禁忌)で切開して膿を出します。
ただ広範囲に皮下の炎症を起こしている場合は、切開排膿だけではなく抗生剤治療や皮膚の切除なども状態に併せて行っていきます。

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