その他大腸、肛門疾患

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尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルスHPV6、11型の接触感染により発症する性感染症で、主に外陰部および肛門にできる疣贅(いぼ)です。

症状と特徴

肛門周囲ないし外陰部、肛門粘膜にイボが多数でき、カリフラワー状になることもあります。
時にこすれて出血したりしますが、痛みを伴うことはほとんどありません。

手術治療

軟膏による治療もありますが、小さいものは局所麻酔下で外来での切除が可能です。
また広範囲のもの、大きいもの、肛門内にできているものは腰椎麻酔をかけて切除します。治療後再発することがあります。

粉瘤

皮下組織にある角質、脂質などの老廃物が溜まって袋状に膨らんだしこりで、良性腫瘍の一つです

症状と特徴

通常はしこりを触れるのみで、痛みなどはありませんが、自然に小さくなることはありません。
細菌に感染すると膿がたまり、腫れや痛みが出ます。自然に破れて膿が出ることもあります。

治療方法

局所麻酔下で袋(嚢胞壁)ごと腫瘤を切除します。
細菌が感染した時は、抗生剤の治療や切開排膿が必要です。その後炎症が無くなったら改めて袋を切除します。

毛巣瘻

仙骨部、尾底骨近くにできる慢性の皮膚の炎症です。
生来皮下に空洞があったり、毛髪が皮下に迷入したりして炎症を起こし、慢性の経過をたどります。
痔瘻との鑑別が大切です。

症状と特徴

痛み、腫れ、膿が出続けるといった症状があります。
若年男性で体毛の多い人に発症することが多いと言われていますが、女性に発症する事もあります。

治療方法

膿がたまっている場合は、切開排膿を行います。
多くの場合で炎症を繰り返すため、炎症が治まった時期に病変部を切除します。

肛門周囲皮膚炎

肛門や、その周りの皮膚に炎症を起こした状態です。
感染症、外部からの刺激、悪性新生物など様々な原因があります。

症状と特徴

排便後、肛門を拭きすぎたり、擦りすぎたり、シャワートイレを強い勢いで長時間使い続けると皮膚に炎症が起きます。また下痢が続くと便や腸液が肛門の周りに付き皮膚炎を起こします。

治療方法

原因により治療法が違いますが、基本的には軟膏などによる治療を使います。
肛門を清潔に保つことはとても大切ですが、シャワートイレで洗いすぎ、紙で拭きすぎは禁物です。
また市販の清浄綿にも刺激を与えるアルコール成分が含まれている製品もあるので注意が必要です。

大腸がん

肛門からの出血や血便、便が細くなるなどの症状があります。
出血や血便があるので痔核と間違えやすい病気です。
大腸は、部位ごとに上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられます。
大腸がんは、これらの部位のうちいずれかに発生したがんのことをいいます。
日本では直腸がんが多くみられるとされています。
大腸がんの成り立ちには、良性のポリープの状態を経て一部ががん化するものと、正常な大腸粘膜から直接発生するものの2種類があります。
大腸がんは粘膜に発生して、その後徐々に深く広がっていきます。
がんが大きくなると周辺のリンパ節に転移を起こしたり、がん細胞がリンパ液や血液の流れにのって転移を起こしたりします。
手術、抗がん剤、放射線治療などの専門的な治療が必要です。

大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がいぼ状に隆起しているものを指します。
様々な種類があり、放っておくと癌になりやすい性質のポリープもあります。
症状はほとんどないため、健診や大腸検査で発見されることも少なくありません。
大腸の検査で、そのようなポリープが発見された場合は、内視鏡でポリープを切除します。

炎症性腸疾患

患原因や詳細なメカニズムについては、現在のところ完全にはわかっていません。
遺伝的な要因や環境要因などが複雑に絡み合い、異常な免疫応答を引き起こした結果として起こると考えられています。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に潰瘍やびらんなどの炎症が起こり粘血便・下痢・腹痛・発熱などの症状を認めます。炎症の広がりによって直腸炎型、左側大腸炎型、全大腸炎型などに分けられ、炎症の程度により症状も異なります。

クローン病

口腔から肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症をきたす病気です。潰瘍性大腸炎とならび、代表的な炎症性腸疾患の一つとして知られています。10歳代後半から20歳代の若年者に好発する病気で、男性の方がかかりやすい病気です。

虚血性腸炎

大腸に血流障害が生じた結果、腹痛や嘔吐、血便などが現れる病気で、高齢者に多くみられ、左側大腸に好発します。高血圧や糖尿病、高脂血症などがあると動脈硬化の原因となります。
また大腸に分布する血管の走行も原因の一つと考えられています。
便秘も虚血性大腸炎の発症につながる危険因子となりえます。

感染性胃腸炎

なんらかの微生物が原因となって引き起こされる腸の病気の総称です。
突然の嘔吐・下痢・腹痛や発熱などの症状を起こします。
原因になる微生物は、細菌・ウイルス・原虫・寄生虫・真菌などさまざまです。
代表的なものとしては、ウイルスにより起こるウイルス性胃腸炎と、細菌によって起こる細菌性腸炎があり、これらは感染性胃腸炎の大半を占めています。

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